キャバクラ恋愛物語 キャバ嬢との恋

キャバクラ嬢との恋愛体験談。これは実際に私が出会ったキャバ嬢との恋の物語。すべてノンフィクションです。すすきの スナック クラブ 事情など。

キャバクラ嬢との恋愛体験談

キャバクラ嬢との恋愛体験談。これは実際に私が出会ったキャバ嬢との恋の物語。一部設定を変えているところもありますが、ほぼノンフィクションです。
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バイトだったはずの彼女

数年前、ふらっと入った店で、まだ入店4日目の新人がいきなりついたことがあった。

「普通、新規フリーの客には、それなりの子をつけるもんだろ?使えないな、この店の付回し。」と思ったが、ほとんど素人に近い「友達かよ!」みたいな接客が逆に新鮮で、交代時間になっても「あ、この子ここに置いといて!」と場内を入れた。

聞けば、彼女は友達と一緒に入店したらしく、昼間は介護士の勉強をしていて、夜は学費を稼ぐためのアルバイトだということだった。

そして、彼女の初めての指名客に私はなった。

それから、たまにではあるけれど、彼女の元に通うことになり、誕生日には同伴で焼肉を食べに行き、ピンダイの安物のネックレスをプレゼントしたりした。「友達に自慢してくる!」といきなり席を離れて、控え室に戻ってしまうような子だった。その日、ずっと彼女はネックレスを眺めていた。

さて、しばらくすると、「昼間の勉強があるから」と数ヶ月ぐらい会わないでいたら、彼女から店を移るとの連絡があった。
どうやら、今の店が移転するようなのだが、新店には行かないらしい。
「○○○○に行くことになったよ」

私はここでちょっと疑問に思った。その店は、東京資本の企業が初めてススキノに進出ということで、人手が欲しいのは確かだが、店のキャパや内装からするとかなりの費用をかけており、キャストに背負わされるノルマも結構きついはずだと。

まあ、バイトさんならそんなにうるさくないのかもしれないが・・・。

その後、ちょっと仕事が忙しくなって、店に通うのが疎遠になっていたある日、ちょっと気まずかったので同伴に誘ってみた。
「何がいい?和食でいいかな?」「うん、でかさんの行きたいところで!」

しかし、あまり食事に手をつけない。何やら以前とちょっと雰囲気が違うような気がしていた。
ちょっとばかり高級な焼肉を前に感動していた以前の彼女ではなかった。

そして「あ、こいつ『店側の人間』になりやがった!」という態度が見えてきたので、私は一方的に彼女との連絡を絶つことにした。

『店側の人間になる』とは、「店がこうだから」と客よりも店の方針や都合を優先することだ。

それから、半年後。ふとススキノの情報誌を見ていたら、彼女がグラビアのメインを飾っていた。

さらに、その情報誌のホステス人気投票グランプリでベスト10に入った。

店もいくつか渡り歩くようになった。

確かに、私と出会った当時の彼女は新人だったはず。昼間の仕事の勉強もしていたはずだ。

だが、色々な出来事を経験し、沢山の人に出会っていくうちに、たぶん彼女はひらきなおってしまったんだと思う。
少しばかり嫌な思いもするけど、キャバクラの方が介護士よりも何倍も稼ぎはいいと・・・。

最初は犬も触れなかった動物園の飼育員が、時間が経つとそのうち立派な猛獣使いになる。そういうことだ。

ただ、私は「お腹すいたぁ、食べていい?」とチャームを一皿分全部食べてしまう、あの頃の彼女が好きだったのである。

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